第四回「因幡の白兎」

皆さん!お疲れ様でした!m(__)m

4/20.21日に行われた「因幡の白兎」の記憶を一緒に辿ってみましょうか!

いやぁ~・・・ね、

何から書いたらいいんだろ。(笑)

とにかく楽し過ぎた2日間でした!!(^_-)-☆

そう!恒例の前夜祭から行ってみましょう!

既に宴は絶好調!!

来る人来る人、肉の差し入れ、酒の差し入れ、ここぞとばかりのトークを炸裂!

美味さに、笑いあり、涙ありの朝方3:30までノンストップ一本勝負!(笑)


もうこれで、ほぼほぼ満足。(笑)

いやぁ~ほんと、どうしてこんなにも楽しい仲間と過ごす時間は早いものなのか!

散々飲んで食って吐いて、変な動きをみんなで笑ってたらもう朝!ビックリです!

さぁ!「因幡の白兎」7時間耐久戦のスタートです!

今年の参加者は2年前の「因幡」の時と同じ人数。

156名の参加者でした!

 その中には私の呼び掛けに、わざわざ関東から二つ返事で来てくれた熱い友人「泥沼野郎」さん!

こんなローカルなイベントに参加してくれるなんて、本当にどうかしてるおじさんだよ!(笑)

 

関東だけに留まらず、東北六県至る所から参戦して頂いた方々にも、本当に感謝感激でございます。m(__)m

こうした熱い想いを持った方々が大勢いるからこそ、「因幡の白兎」もここまで来れたんだなぁ・・・としみじみ思った次第であります。

さて、何時ものようにフィールド外に待機した赤、黄色の両チーム。

スタートの合図でフィールドインです!

既にご存知の方もおりますでしょうが、「因幡の白兎」は7時間の耐久戦です。

食事も休息も全てフィールドの中で行います。

勿論、セーフティも自分たちで確保しなければなりません。

開始5分後には戦闘がスタートする為、急ぎ司令部を設置し準備に入らないと間に合わない!(;´Д`)

しかも、フィールド内で炊事もするわけですから、防火用水も設置しなければなりません。

勿論、これもゲームの一端です。(笑)

フィールド内に流れている川に水を汲みに行くところから修羅場は始まります。

 

ここで赤チームは即座に妨害チームを結成し、黄チームの水汲みを阻止するべく、赤の英雄「書記長」を投入。

なんと彼等は少人数で木の股にLMGを据え置き、40分もの間、妨害工作を成功させます。

ここで黄チームは、思わぬ犠牲者が続出。

又、野戦病院送りになった方々が多く、HIT者による減点が上昇します。

しかも、ここにいてはいけないはずの黄色チームの司令官「局長」の姿が!

「俺、指示したり後方にいるの合わないからさっ」

その一言はあまりにも爽やか過ぎ、同チームをどれだけ不安に陥れたか計れません。(笑)

「因幡の白兎」は基本7時間続くフラック戦ですが、決着は総合得点を競うゲームです。

フラックゲットや途中のミッションをこなすと加点。

HIT者は一人に付き1点の減点になります。

そうしている間に赤チームは難なく、自陣内のパトロール、施設防衛などのミッションを成功させ、

青チームとの交渉チケットを貯めていきます。

青チームとは「第三勢力」であり、山の上に設置されたHQより様々な依頼事を実行してくれます。

その為には各チームミッションを成功させ交渉チケットを手に入れなければなりません。


依頼する内容はどれも戦果に大きく影響するものばかりです。

車両による援護、兵員の輸送、陽動やバックアップなど、いかに青チームを使うかがキーとなります。


ようやく黄チームが防火用水の設置を完了し、自陣内のパトロールを開始。

施設防衛に当たります。

しかし赤チームは仕掛け続けます。

敵陣の最も深い野戦病院付近まで、相手マーカー(黄色)を付けデットマーカーを振りながら平然と進行。

ミッションの「奇襲作戦」発動です。

バレなければ、任意の所からマーカーを赤に変えて襲う事が出来るのです。

 

これが綺麗に成功し相手の虚を突きます!

あわや野戦病院が占拠されるかと思いましたが、ここは黄色チーム防衛に成功。

又、偶然パトロールのミッションも発動していた為、カウンターでのポイントが入ります!

間髪入れず赤チームは同じ手で「奇襲作戦」を敢行します!

 

今度は座標で言う所の「チャーリー16」CQB入口付近のバリケードBOXです。

 

なかなか、赤チームは意表を突いた攻めが好きなのか、良い場所の選択します。w

すぐ目の前が敵の司令部であり、わずかな兵でも落とせる可能性は高い・・・

 

しかし、それを見逃さない男が一人いました。

黄色チームの斥候エージェント「たかお@」です。

彼は自分達が最前線にいるはずなのに後方にデットマーカーを振る味方?部隊に疑問を持ち、素早く確認に入ります。

敵だと分かった瞬間のカットプレーは、実に格好良かったね!!

ジョン・ウィックの様に平然と処理し解決しました。(笑)

 

普段のサバゲーでは、この様な判断は強いられる事はないけど、「因幡」では、常に今自分が出来る事を選択し、そして対処しなければなりません。

リアルでは映画の様な振る舞いはなかなか出来ません・・・大概は厳しい現実が待っていることが多いのです。

それを経験できるのが「因幡の白兎」の面白さでもあります。

目の前の人が急に銃弾に倒れたら?

 

そんな事は非日常であり、サバゲーとしてもなかなかあり得ない光景ですよね?

しかし「因幡」では敵の計略として平然と行われます。

「単独潜入」及び敵司令官の暗殺ミッションです。

敵はマーカーを両腕に赤と黄を付けて行動ができ、任意で片腕を隠す事で敵の目を欺けることが出来ます。

 

赤チームの最終目的は黄色の将軍「キリナカ」氏です。

朱のパコールを被った兵士の目を掻い潜り、真後ろゼロ距離まで潜入に成功し、暗殺されてしまいました!

直ぐに犯人は警護人に射殺されましたが、只では返しません「捕虜の尋問」開始です。

これもミッション化しており、HITした者を捕らえて連行し、キーワードのお題をしゃべらせたら得点です。

黄色チームの厳しい尋問に合います・・・


とうとう捕虜は口を割り、キーワードであった「モンキーパンチ」と言ってしまいました。(笑)

恐るべき沈黙の尋問官!「朱のパコール」


時間はお昼近くになり、両チームのペースがゆっくりになり掛けた頃。

ここで黄色チームは大きな山場を迎えます。

赤チームから黄色チームに「停戦協定」の申し出を突き付けられました。

相手は「ゆっくり食事がしたい為」とは言って来ているものの、交渉の場に司令官を呼びつける事が前提・・・

赤の切れ者 参謀「ウルトラ」氏の策略かもしれない・・・

しかし、断るには青チームとの交渉チケットを3枚も消費しなければなりません。

この時 歴史は動いた。w

黄色チームは泣け無しの3枚しかない交渉チケットを全て消費し「停戦協定」を破棄します!!(笑)

 

「暗殺できねぇじゃねぇか!!」

本性丸出しです。

報復ミッション攻撃は「スモークの攪乱」で相手司令部で焚くというもの。

とても意地悪な報復攻撃ですが、これが地味に効いてたりします!(喜んでる様子でしたが)


ここで「国連の査察団」が介入します。

泣く子も黙るUN査察団の隊長は「泥沼」氏。

怪しい奴は即逮捕!牢獄行きです!(笑)


これもミッションの一つです。

厳正な査察団は各チームを周り、国連法に反した事はないか、市民の安全管理や風紀修正などを行います。

 

ちょっとした服の汚れや、身だしなみが悪いと即原点!

査察団の機嫌次第で点数の増減が大きく関わります!

 

しかし上手に立ち回ると話が分かる相手です。(笑)

 

各チームは、それぞれのオモテナシで査察団を迎えます!

ここで査察団「泥沼」氏のメモを見てみましょう。

「部長」・・・

あなただけで-1080点も減点されとるじゃないかい!!(笑)

最後の「ブログ読んでる」が+1400点!?「泥沼」さぁ~ん!www


ここからは黄色チームが反撃の態勢を整え、敵の通信アンテナ破壊を狙いに行きます。

通信アンテナとは、HQと各チームを結ぶ無線アンテナの事です。(お粗末ですが)

勿論、このアンテナの破壊に成功すれば、敵チームはHQとの連絡を絶たれ依頼が出来なくなります。

地味ですがかなり重要な役割があります。

そして見事!赤チームの通信アンテナを破壊!

 

赤チームは盲目となり、自力でアンテナを復旧させる以外回復する手立てがなくなりました。

そこですかさず「野戦病院の占拠」を発動!

実働隊には「部長」が指揮を握ります。

 

野戦病院は占拠されるとリスポーンが出来ません。

HIT者が大勢入院し、退院出来なければ戦線は崩壊します!

惜しくもミッションは失敗でしたが、これが大きな転機となりました。

先程のお礼とばかりに黄色チームは「スモークの攪乱」を赤チームの司令部前で焚きます。


しかしこれは嫌がらせでは無く、黄色チームの前線を上げる一手であり、かなり効果的な間合いの詰め方でした。

 

タイヤ陣地の丘に迫る黄色チームの猛攻!

削り取られる赤チームは野戦病院止まりで、リスポーンが出来ない状態が続きます。

 

更に追い打ちを掛けるべく、青チームに依頼が来ます。

「兵員の移送護衛」です。

車両による移送を希望した中に、「自爆テロ員」をも運ぶというのです。

「自爆テロ」とは風船を爆弾に見立て、各施設(司令部や野戦病院)で爆破させることにより得点を得る禁断の戦法です。

 

これを発動した黄色チームは一気になだれ込み、同時に野戦病院、司令部を吹き飛ばす事に成功します!

 

赤チームの戦線は崩壊し、およそ90%の戦力が低下!

あえなくフラックゲットまで許し、600点を加算しました。('◇')ゞ

振り返って話を聞いた所、黄色チームは各部隊の無線も統一し、戦況を全てマッピングしてたとの事。

さすが女性司令官「めぐ姐」さん!

かなり本気で指揮を握っていた様子で、各小隊に指示を与え対応していたとの名将的振る舞い。

 

しかしその後は赤チームの反撃に合い、通信アンテナを破壊されパニックになりながらも復旧に時間を割きます。

又、散々に「自爆テロ」や野戦病院を襲われ、兵員がダウンするとそれまで貯めた青チームとの交渉チケットを「メディカルスタッフの派遣」を発動させ、入院患者を直ちに現場復帰させる荒業を連発!

どちらも均衡した戦いは最後の最後まで続きました。

ここでタイムアッープ!! 7時間はあっという間です!(笑)

結果は「赤チーム」獲得点数が1197点。デス数が-397点=800点。

「黄色チーム」獲得点数が1222点。デス数が-383点=838点。

わずか38点の差により、第四回「因幡の白兎」は黄色チームが優勝しました!!

おめでとうございます!(^_-)-☆


いかがでした!?あなたにとっての「因幡の白兎」は?

ダイジェスト版でお送りしましたが、今回も色々なドラマがあったみたいだね~♪

踊ったり、終始二日酔いだったり、最後まで裏方だったり・・・(笑)

 

ゲームの内容も少しづつ馴染んできた様子で、ミッションの掛け方なんかを見ると、

「戦略性」が出て来てるよね!

単純に7時間耐えるサバゲーではなく、新たなサバゲーの遊び方として、

「戦略的サバゲー」が確立されたと言っても過言ではないだろうか!?(笑)

 

又、絶妙に差し迫る恐怖や、緊張、決断と行動など、ただの撃ち合うサバゲーにはない 団体戦による共闘により、

協力、コミュニケーション、意思の疎通を図らなければ勝敗に影響する為、

自然にゲームを通じて意識して置かなければならない要素がある事にも気づいてくれたかと思います。

 

私が想うサバゲーを突き詰めた形が、少しづつ具現化して来た事は大変うれしく思います。

常に理不尽な環境こそ発想を生み出す最適な場所なのかもしれません。

恐るべし「因幡の白兎」

さぁ!みなさんもEveryday!因幡の~しろうさぎぃ~!

今年も開催にあたり、御協力頂いた皆様方に感謝を申し上げます。

会場の設営、駐車場の誘導、差し入れ等の提供、写真の協力、遠征してくれたチームの皆さん、

個人の皆さん、本当にありがとうございました。

何の景品が出るわけでもないローカルな遊びに御付き合い頂き恐縮する限りです。

また来年も宜しければ御参加頂ければと思います。m(__)m

また遊びましょう!