5月21日に行われたP.U.Tスペシャルイベント!
「因幡の白兎」7時間耐久戦についての記憶です。
参加総人数157名と言うビックイベントとなり、
運営側でも想像のつかない人数でのサバゲーとなりました。
この場を借りて、参加頂いた皆様にP.U.T一同感謝申し上げます。m(__)m
一年前に開催されたギアログ東北の様な素晴らしいイベントにするべく、
一年がかりで虎視眈々とオリジナルのアイディアを煮詰めておりました。
サバゲー本来のゲーム性を殺さず、ミリタリー的なシュチエーションをゲームに取り入れ、
一部のみ固執した遊びにならないサバゲーを追求した想いが「因幡の白兎」を産んだのかもしれませんね。
ちょいとばかり、話は前後しますが、
第一回の「因幡の白兎」は課題が山積みでした。
大きな問題はゲーム中の膠着でしたが、解決するアイディアも即座に出てはいました。
フィールドの広さを十分に活かした、車両を使った国外のサバゲーを模範とし取り入れる事です。
そんな物が出来れば、ゲームに大きなアドバンテージを設ける事となり、動きが生まれ、尚且つ一度はやってみたかった車両からの攻撃、搭乗、降車などもネタとしてではなく、本気でゲームに取り入れたサバゲーをP.U.Tは計画していたのです。
しかし、なかなか使える車両が見当たらず、開催日が1週間前に迫った頃にようやく念願の車両をGET!!
突貫工事で間に合わせましたが、無理を言って手伝って頂いた皆には助けられました!
ノーリミット代表、田中君。テリヤキ工房の皆様、平均睡眠3時間のP.U.Tのメンバー。
本当にありがとうございました。m(__)m
映像提供:テリヤキ工房 タージマンさん
「因幡の白兎」では皆さんに体験して貰いたかったアクションの一つに、サバゲーをしつつ、実戦なら起こり得るリアルタイムな境遇に身を置き、「その時に何ができるか」を感じて貰える場面はありましたでしょうか。
参加者さんが撮って頂いた映像の中では、車両襲撃のカメラ様子が戦場さながらです。
カメラはぶれて現地に着くまでの興奮と、事が起きた時の速さ。
これですよ!これ!!(笑)
これこそ「因幡の白兎」が7時間に及ぶシリアスな耐久戦の真の意義だったのだと確信します!
一見何の変わりも無いセーフティ(安全な場所)
自軍の司令部。
ある者は作戦を立て、ある者は休息を取る。
飯を食う者もいたはずです。
そこへ味方と思っていた兵士が突然マーカーを換え、
司令部の中にいた者を容赦なく排除する。
パン!パン!パン!
と、乾いた音だけが残り、悲鳴も笑いも無い・・・
事件とはこんな感じで起きる一場面を見ましたね。
サバゲーではスパイ戦と言うルールがありますが・・・
あれはあれで面白いけど、本当のスパイは仲間殺しじゃないよねぇ。
自分の任務を完遂する為に味方や敵を欺き、チームに貢献する事こそ、スパイ戦じゃないかな。
単独潜入のMissionでは両軍のマーカーを付けた兵士が、ギリギリの演技でその場を切り抜け、敵陣深く乗り込みフラックを奪取するという、半ば無理ゲーの様な過酷なMissionをクリアしてたプレーヤーに、私の中ではリアルなスパイ戦を感じましたね!
国連の視察と言うMissionも好きでした。
何処の世界にもお堅い頭の方々は居ますよね。(笑)
あれはダメこれはこう
何じゃないと受け付けませんみたいな。
そんな奴と上手く付き合うには
臨機応変に対応しなきゃいけないわけで、
どう対応したらプラスになるのか、
困難な時に訪れるチャンス的なアクションを
リアルに求められたと思います。
突発的に発生した「敵の輸送物資強奪」も良かったね!
とてもフラック戦の最中に起きている場面とは思えないシュチエーションで、目的の為の攻略を皆さんが考えて行動していますよね。
だれが決めたわけではなく、状況に応じ対応する。
素晴らしい場面だったと思います。
通信アンテナの破壊や自爆テロ。
この辺はミリタリーには欠けていたけど、
ゲーム性としては十分面白かったと思います。
自爆者が現れた時のお知らせで、
「着剣用意!!」の号令が出ると、
フィールドに緊張が走ります。(笑)
阻止する為にも自陣内のパトロールを強化し、
施設警護のMissionの意味合いも意思が現れ、
一人一人が何をすべきか考えた行動が現れてました。
「試される忠誠心」ではメインウェポンにあらかじめ色分けしたシールにより、
激戦の最中、急に巡礼の時間が訪れ参拝を強要されたり・・・
無能な上官による発砲停止命令を受けたり・・・
内閣総辞職により紛争地域からの撤退を余儀なくされたり・・・
誰も守らないだろうと思ったけど、銃を愛する兵士はしっかり守っていましたね!(笑)
それでも非情なのは戦いの真っ只中。
ある者は容赦なく撃たれ、最後まで上官の停止命令を守り捕虜となり、
戦線を下げる事になろうとも敵に追われる姿がありました。
仲間は怒り、報復を決意する。
間違いなくサバゲーの中にダークサイドのリアリティが顔を覗かせました。
野戦病院の役目も絶妙だったと思います。
かねてから総人数の何%が待機すると前線が動くのかを計算し、
リスポーンを容易なものにしない工夫を行いました。
結果、大人数の方々が入院され退院していく・・・
壮絶な光景したが、実際あれほど日差しが暑くて日陰を必要とする事は想定外でした。(;´Д`)
みなさん、大変お疲れ様でした。m(__)m
いかがでしたか?
リアルな戦場は体感できましたでしょうか?
理不尽なサバゲー、鬼畜なMission。
猛暑の中で戦い続けた7時間の末、最後にあなたは何を想いましたか?
「もういいべや~、帰っぺわぁ(;´Д`)」
ではありませんでしたか!?(笑)
そうです!生きてるって幸せ!帰れる家があるって最高!
「安全、快適はいつもあるのが当たり前・・・」
「因幡の白兎」は非日常の体験をわずか7時間の間、サバゲーを通じて共に遊び尽しました。
全てがリアルタイムで、安全も仲間と一緒に守り、
自分の不調も誰かがカバーしてくました。
そして勝利を目指し、御互いを犠牲に最後まで戦い抜いた事。
大事な事は忘れた頃にやって来ます。(笑)
第三回をお楽しみに!('◇')ゞ